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採択者インタビュー

ななーる訪問看護 研究助成金プロジェクト第一回の採択者として助成金を贈呈いたしました髙島佳之先生へ、インタビューをさせていただきました。

髙島佳之先生
徳島大学大学院博士後期課程 在籍
梅花女子大学看護保健学部 助教
精神看護専門看護師

 

 

研究内容を教えてください。

精神科訪問看護をしている看護師さんのリカバリー志向性について研究しています。全国の精神科訪問看護ステーション1500か所にアンケート調査を依頼して、そのデータを今分析しているところです。

 

この助成金は、実践者の看護ケアに繋がる研究への支援をひとつの特長としています。高島先生のご研究をどのように現場実践に役立てたいとお考えですか?

 

私の研究は、精神科病院での経験が、精神科訪問看護でのリカバリー志向性にどう繋がるか、その教育や実践にどう影響を与えるかについてのものなので、これからの精神科訪問看護の中で看護師の教育の質を高めるための土台になればいいなと思っています。具体的な結果はまだ分析中ですが、この研究をもとに、看護師に対する良い教育プログラムを作り上げていきたいですね。

 

贈呈式にも出席くださいましたが、いかがでしたか?

他の研究助成金をいただいたこともあったんですが、他の方の研究については知らないことが多くて。今回の贈呈式で、大学院に所属されていたり、大学の先生だったりといった、他の研究者さんたちが自分の研究についてプレゼンしているのを聞いて、普段訪問看護の研究に関する熱意や取り組みを知って、すごく関心が湧きました。自分も、精神科訪問看護の分野で、いい結果を出せるように頑張りたいと思いました。

 

高島先生、ありがとうございました。高島先生のように、研究の先に実践者の看護やケアに繋がったり、療養者さんに還元できたりということを目指している、また、研究を通して、色々な人との繋がりを増やしいという思いのある研究者の方はぜひご応募ください。

 

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