こんにちは!
長期インターンに参加させて頂いている修士1年の丈達美帆です。
今日は午前から参加させて頂きました!
インターンの流れは、
8:40 ステーション着→着替え
8:50〜 朝のカンファレンス
9:00〜12:00 訪問2件
12:15〜13:00 カンファレンス見学
13:00〜16:30 訪問2件、インターン振り返りの同席でした!今日は関口さんと石川さんに同行させて頂きました( ´◡` )今日は初めてづくしで、とても充実度の高い1日でした!
また、いつものブログのように感じたことを記載していきます♪
初めて訪問した家庭では、医師の診療訪問に同席させていただきました。服薬の調整を介護者(ご家族さん)と看護師さんとお医者さんで擦り合わせている場面を拝見しました。利用者さんの病状を踏まえ、介護者さんの意向を汲み取りながら治療方針を決めているという点で、利用者さん自身と、利用者さんを支える介護者さんの生活を支援するという看護の意義が感じられる場面でした。また、介護負担を吐露する場面が見られる一方で、家族さんの想いを言葉から感じる部分もあり、訪問看護師さんの関わりの中で相談役や聞き役だけでなく、介護者さんの気持ちを前に向けていくような、介護のつらさやしんどさの背景にある想いを汲み取るような役割が重要なのかなと感じました。
また、療養行動に前向きな利用者さんの訪問では、そのモチベーションについて伺わせて頂きました。「明るさを求めて暗さを見ず」という言葉を教えて頂きました。自分の気持ちに折り合いをつけながら前向きに過ごしていると教わり、とても自分の心に刺さる内容で、看護の関わりによって利用者さんからパワーをもらう、そんな体験だったので印象的でした。また、数年かけて、完璧にしようというところから、自分の身体を受け止めて、自分の体と相談しながら過ごすようになったという話を伺いました。私はセルフケアと長期的に向き合い、療養行動と人生における楽しみのバランスをとっていくという過程に関心があります。訪問看護では一緒にセルフケアと向き合うということが出来ることがステキだと感じていたので、短い訪問の中でしたが訪問看護の魅力が凝縮されていた時間だったと感じました。最後に、看護師さんに日常会話の中で異常の早期発見のために目を光らせているポイントや、セルフケアの確認だったり、医療者として対話することの意義について教えて頂きました。医療者が対話することの意義については訪問同行の中で考える機会が多いので、看護師さんが日常会話の中でグッと医療的な視点をもって切り込んだ部分を実際に拝見して、今の自分にはそのコミュニケーション技術は到底ないですが、ナチュラルに必要な情報を引き出す力とはこういうことなのか!と感じました。学部時代の実習ではどうしても情報収集感の強い会話になってしまうということを感じていたので、日常会話の中で切り込む力というのは、利用者さんが訪問を楽しみながらも安心に繋げる上で重要だなと思いました。
また、午後には何度も訪問させて頂いている家庭に伺いました。利用者さんとその家族の生活に長期的に関わることができる、訪問看護の魅力を体感できていることがとても嬉しいです。初めて訪問した時に比べて、どういう看護を行っているか、どのような病状なのかというその日その日の訪問だけでなく、長期的にどのように経過していくために、日々の訪問で何が求められるかという視点を徐々に持ちながら訪問同行出来る様になってきたような、気がしなくもないです。
また、お昼のカンファレンスも初めて参加しました。訪問看護では看護師さん同士の価値観が看護に反映されやすいのかなという印象を抱いていたのですが、それぞれの訪問を意義のあるものにするために、目標像や全員が踏まえておくべき情報、看護師さんごとの考えを共有しているのかということを学びました。「考えの根拠→実践している看護」を聞くのはとても興味深いなと感じていて、より良い看護を追求していく過程だなと思いました。すぐに結論を出すというよりも個々の悩みを共有するところから始めていくところも、訪問看護の長期的な関わりのポイントなのかなと思いました。
最後に、今日は初めてインターンでいらっしゃっていた学生さんとご一緒し、振り返りに参加しました。自分がインターンに参加した当初のことも思い出したりして、みている視点も今の自分と違う部分もありとても刺激的でした。
ここまで読んで下さりありがとうございました!
今後も、自分の体験を言語化し、インターンに興味を持っていただくことや、自分の学びに繋げたいと思います★
コロナ禍のこのような情勢でも、学びを得られる機会をいただけてとてもありがたいです(..◜ᴗ◝..)
文責: 丈達美帆
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