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インターンシップ体験記14

こんにちは!
長期インターンに参加させて頂いている修士1年の丈達美帆です。

今日は午後から参加させて頂きました!
インターンの流れは、
12:50 ステーション着→着替え
13:00〜 訪問3件
でした!今日は佐々木さんと上野さんに同行させて頂きました!( ´◡` )

また、いつものブログのように感じたことを記載していきます♪

今日の訪問で感じたことは、「待つ」ことが重要だなということです。利用者さんが自分からアクションを起こすのを、長期的に関わりながら待つことが、利用者さんの意思を尊重する訪問看護の特徴に繋がるのかなと思いました。今までの訪問(他の利用者さん含め)でも、看護師さんの視点で「こうなればいいな」という目標を踏まえ辛抱強く関わっている印象があり、「押してダメなら引け」と恋愛などでよく言われるように(笑)、看護師が促すだけでなく変化が見られない状況を受け入れる寛容さみたいなものも必要なのだろうと思いました。今日の訪問では長い間待った先の、目標に1歩近づいた場面に立ち合わせて頂いたのを感じました。

お話を伺っている中で何度も涙ぐまれていたのですが、訪問時間の最後に、こうしたい!(おしゃれしたい!など)という前向きな言葉が出てきていたのが印象的でした。「元々の元気な自分を看護師さんに見てもらいたい!」という言葉にじーんときました。看護師さんとの対話の中で徐々に気持ちの整理がついていく様子が受け取れました。

ここまでが1件目の訪問での内容で、次に2件目の話にうつります。何度か訪問させていただいているお宅で、看護師が定期的に関わることがこの利用者さんの安心に繋がっていることは体感していました。そして、この方のゴールは何なのだろう、最終的には訪問看護なしで過ごせるようになるのだろうか、と疑問に思っていました。看護師さんに教えて頂き、私はこれまで訪問看護なしで過ごせるならその方が良いのではないかと考えていた部分があり、だから先ほどの疑問を抱いたのだろうなと思いました。うまく説明出来ているか分かりませんが、利用者さんのゴールは「在宅生活を継続すること」で、病棟で患者さんの退院(医療者の関わりが必要なくなること)がゴールとされるのとは違うことを、深く理解できていなかったのかなと思いました。

3件目の訪問では、生命力を感じました。訪問看護に同行すると、むしろこちらが元気をもらう体験を度々させて頂いています。以前ボランティアで医療的ケア児の方と関わった際にも感じたのですがご家族の「バイタリティ」が凄くて、凄く前向きでパワーのもらえる時間でした。

最後に余談ですが、今日は2件自転車で訪問に同行させて頂きました。私は久々に自転車に乗って、利用者さん宅に着くたび足がガタガタでした。。佐々木さんが、体幹が全くブレることなく前を走ってらしたのが、訪問看護を極めた方のオーラが出ていてかっこよかったです(?)

また、今日は大学院の授業で「訪問看護は今も、これから特に必要とされる分野だから、現場を知りながら頑張ってね」と先生に言って頂いたので、有意義な研究に繋げられるよう頑張ろうと改めて感じながら訪問した1日でした!

 

ここまで読んで下さりありがとうございました!
今後も、自分の体験を言語化し、インターンに興味を持っていただくことや、自分の学びに繋げたいと思います★

コロナ禍のこのような情勢でも、学びを得られる機会をいただけてとてもありがたいです(..◜ᴗ◝..)

文責: 丈達美帆

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