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インターン体験記22

こんにちは!
長期インターンに参加させて頂いている修士1年の丈達美帆です。

今日は午後から参加させて頂きました!
インターンの流れは、
12:35 ステーション着→着替え
13:00〜 18:00 訪問3件
でした!今日は金谷さんに同行させて頂きました!

また、いつものブログのように感じたことを記載していきます♪

1点目は、「〇〇したほうがいいよ」という声かけに対して、利用者さんが「注意」という言葉を使われていたのが印象に残りました。私は見学していて助言のように感じたので違和感があり、看護師が発した言葉のニュアンスがその通りに伝わらない場合もあるのかなと感じました。特に、今日の訪問ではいつもよりネガティブなワードが多かったので、利用者さんの気分によって受け取り方も変わってくるよなということを、当たり前ですが感じていました。それから、利用者さんの生きてこられた背景も関係しているんだろうなと感じていました。例えば実習中指導者さんから色々ご助言を頂いてショックを受けている友人を見たこともあるので、これまでその経験がないと受け止めきれない部分もあるのだろうなと感じていました。

また、今日は何度か訪問したことのあるお宅ばかりだったので看護師さんによってケア方法が違うことを体感しました。(例えば利用者さんにやる気を出してもらうために好きな音楽をかけている看護師さんもいれば、集中してもらうためにそうしていない看護師さんもいたり…などです)そこが、看護師さんがそれぞれ利用者さんの「活きる」を考えてケアしているが故のポイントなのかなと感じていました。それが前提にある上で、カンファレンスを通して看護の方向性を擦り合わせていくのかなと考えていました。

さらに、利用者さんが他の利用者さんを気にされている様子があって(自分の進歩度合いを他の人と比較したいという気持ちがあり)、それに対して「色んな人がいるからね」ということを丁寧に説明されていたのが印象的でした。以前の訪問で他者に頼ることの精神的負担について考えていたのですが、「最初は嫌だったけど慣れた」と言っている方がいれば今日は「負担をかけるのがやっぱり嫌だ」と話されていた方もいて、多様性と個別的なケアの必要性を感じました。

加えて、訪問時間内での変化に目を向けるという視点も学びました。具体的には「この言葉が増えてきたからこういう心境の変化があるのでは→この声かけをしよう」というアセスメントです。コミュニケーションでのアセスメントが十分に行えない場合にも、利用者さんの些細な変化からアセスメントするということを知り、今までそのような視点で見れていたことが無かったので今後の見学に生かしたいと思います。

最後に、金谷さんとのお話を通して、信頼と依存は紙一重だなと感じました。「訪問看護師を信頼してもらうための関わりが依存につながらないようにという点が難しい」というお話をお聞きして、精神面が不安定な利用者さんだからこそ頼ってもらいたいのだけれど…というもどかしさについて考えさせられました。

ここまで読んで下さりありがとうございました!
今後も、自分の体験を言語化し、インターンに興味を持っていただくことや、自分の学びに繋げたいと思います★

コロナ禍のこのような情勢でも、学びを得られる機会をいただけてとてもありがたいです(..◜ᴗ◝..)

文責: 丈達美帆

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